FK8 シビックタイプR 後期 ECUチューニング

おはようございます。

今日はFK8シビックタイプR 後期型へECUチューニングを施工頂きましたのでご紹介させて頂きます。

鮮やかなブルーのFK8シビックタイプR

今回施工頂きましたのは後期要STAGE2αです!!

ブースト約1.7k 370ps(Dynapack TCF1.0)

こちらを施工頂きました。

 

今回バレンタインキャンペーンという事で施工後の率直な感想をSNSなどに掲載頂いておりその記事を許可を頂いて抜粋し掲載させて頂きます。

 

ECUをALIENTECHさんのSTAGE2αに変更しました。何社さんか検討していましたが、最終的にこのメーカーさんに決めました。

まず、STAGEの選択ですが、後期は今の所、STAGE2αと3の設定のみと言う事で、最後の最後まで悩み3はちょっと強烈そうなので、まずは2αで慣れて、もっと上が欲しくなったら3に変更しようかと思います。
その場合も、多少の差額+書き換え費で対応いただけるとの事です。
あとは、オプションで、Rモードハイレスポンスオプションと、コンフォートモードECOオプションがありますが、自分はRモードハイレスポンスオプションのみを付けました・・
まあ。ECOする車ではないのでそちらはいらないかなあ・・と

書き換え手順としては、私は遠方の為お店には行けないので、ECUは車から取り外し鹿児島の本社へ送付し書き換えて頂き数日で戻ってくる感じです。
近くにあれば行ってしまいたかったのですが、さすがに静岡からでは遠くて断念です・・

ECU交換と同時に、プラグも交換しておきます。
番手は、乗り方に寄って違う様ですが、9番or10番辺りになるようです。私は10番です。

ECUが届いた後は、ECU取り付けし初期学習を行えば作業完了です。バッテリーを取り外しているのでVSA等のランプが付きますが、少し走行すると正常に戻ります。

取り付け後約1週間たったので、感想を少し。
まず、通常の街乗りですが、アクセルを入れたかどうか辺りの状態のトルクが太くなっているように感じ凄く乗りやすくなっていると思います。

あと、加速していった時の回転数の上がり方にびっくりしました。
街中なので余りむやみに加速できませんが、自動車道の合流等で少し踏んでいくとちょっと怖いくらいですw

全体的に車が軽くなったように感じ、ただでさえ運転が楽しい車なのに、楽しさが数段アップしたような気がします。
これは勘違いかもですが、音も少しレーシーになったような・・・

も少ししたらサーキットにも行きたいと思っているので今後が楽しみです。

 

という感想を頂きました。

最近ECUをチューニングするとエンジンが壊れると聞いたのですがお宅のECUは壊れますか?

っと質問を受ける事が多いです。

現在100台以上のFK8シビックタイプR FK2を含めると更に数は増え海外のFK8やFK2の施工を含めると非常に多くのK20CエンジンのECUチューニングを行っております。

エンジンブローの報告は現在こちらには1件も来ていないのが現状です。

もちろんパワーが上がると各エンジンパーツへの負担は大きくなりますので耐久性ではノーマルでずっと乗られるよりは負担はかかると思います。

現状販売している中でユーザーさんが使用しているのはSTAGE3というDYNAPACK TCF1.0で約385psのデータがあります。

こちらはTCF1.15ですと約442psでローラー換算でも同じくらいです。負荷の軽いローラー式などでは当てにならないくらい高くでると思います。

そのデータで十勝サーキット モテギサーキット 筑波サーキット 鈴鹿サーキット 富士スピードウェイ 岡山国際サーキット オートポリスと国内主要な国際サーキットなどで走行されているユーザー様からのトラブルの報告は来ておりません。

STAGE3はブースト約1.9kの仕様ですがオーナーにはリスクを伝え更にブーストを上げ2.1k仕様にて走行しているSTAGE4もあります。

こちらは真夏 気温約35度にてTCF1.02ではありますが400psを記録したデータです。

このデータで今シーズンタイムアタックをされているユーザー様の車両も鈴鹿サーキットをメインに岡山国際サーキットやセントラルサーキットを走行されておりますがトラブルの報告はなく鈴鹿サーキットも2分17秒とFK8としてはとても速いタイムで走行されております。

見解としましては今回話題に上がっておりますECUチューニング車両のエンジンブローについては少なからず影響はあるのかもしれませんが

・良くレブリミットに当てて走行されるようなシチュエーションが多かった車両なのではないか

・シフトミスでのオーバーレブなどの経験がある車両なのではないか

・当社ECUデータよりも更にブーストを上げているもしくはハード側のトラブルで一時的にブーストが上がりすぎてしまったのではないか

・仕様に対してブーストが高すぎて排気圧力が非常に高い状態だったのではないか

等が考えられますがこれは車両の仕様や状況も分らないので憶測にすぎません。

 

当社ユーザー様からも心配の声を頂く事が多いのでECUチューニングでエンジンは壊れないという訳ではなく現状のご報告とさせて頂きます。

 

STAGE2 STAGE2α STAGE3ですが各STAGEの施工の条件をお守り頂けますと安全マージンは確保出来ております。

STAGE2 NGKレーシングプラグ必須  社外エアクリーナー不可

STAGE2α NGKレーシングプラグ必須 社外エアクリーナーOK マフラー交換強く推奨(必須に近い)

STAGE3 NGKレーシングプラグ必須 社外エアクリーナーOK マフラー交換必須 インタークーラー推奨

STAGE4 NGKレーシングプラグ必須 社外エアクリーナーOK マフラー交換必須 キャタライザーレス仕様必須 インタークーラー必須

 

という設定となっております。