ZC33Sスイフトスポーツ タービン交換車両 現車合わせ

おはようございます。

今日はZC33S スイフトスポーツ タービン交換車両の現車合わせを行いましたのでご紹介致します。

こちらのスイフトスポーツですが前期型のAT車両です。

タービン交換の他にキャタライザーからマフラーまで交換されエアクリーナーからインタークーラーまで交換されている車両です。パイピング類も交換されています。

エアクリーナーはむき出し式です。

この仕様にて現車合わせを行います。

ここで現車合わせとは何か?という事を質問を受けるので簡単に説明しますと

車両にデータロガーを取付各種走行ログデータを取得し車両に合わせたチューニングを行います。

ZC33SはO2センサーもナローバンドタイプの為現車合わせように空燃比のセンサーも取付ます。

これは少ししか項目を出していませんが一番上がブースト圧で一番下の白色がスロットル開度です。

AT車の直線が速いのはギアチェンジ時にスロットルを戻す事なく全開で常に走行出来ます。

そうするとどういう事が起きるかというと常にスロットルが開いたままですので常にブースト圧を保持したまま加速する事が出来ます。MT車ですとシフトアップ時に1度スロットルが閉じる事で圧力は一旦負圧になりそこからまたブーストがかかるまでのタイムラグが発生します。

サーキットタイムアタック車両でもこのようにアクセル全開のままシフトするだけで1周コンマ数秒ですが短縮する事もあります。

次に現車合わせについてですが現車合わせを行う事でその車に合ったデータを作る事が出来ます。

特にZC33Sはこの恩恵は大きい車両です。

といいますのもZC33Sは非常に排気効率によって出せるパワーが全然違います。

※STAGE2.5がマフラーを指定(同等品)とさせて頂いてるのはその為です。

車両に合わせてどこまで詰めれるかは車両の仕様によっても変わってくるのでデータロガーやノックモニターを使用しながらベストな調整を行います。

ZC33Sもチューニングが進んできておりタービン交換車両も増えて来ました。

タービン交換車のデータや現車合わせも可能ですので是非お気軽にお問合せ下さい。

今回は下記のデータをベースに行いました。

補正係数は無しですのでTCF1.15やローラー式に換算する場合は1.15倍して下さい。

現在サーキット仕様車ではこんなデータも問題なく走行出来ています。

LSD装着車で255幅のA052がトラクションが掛からないようです。

こちらもTCF1.15に換算すると約236.5馬力です。

そして先日とある事が分かりました。

いつもレースカーなどのセッティングをご依頼して下さる方がおりうちに持ってくる前にも地元でDYANPACKにてパワーチェックを行っておりそこで出た馬力があります。

ECUの変更や現車合わせ エンジンの仕様変更などで確実にパワーは上がったように思いますがいつもお借りしてる上記グラフを計測したDYNAPACKで計測すると入庫前と同じくらいのパワーしか出ないのです。

ですがオーナー様がサーキットを走らせるとあきらかにパワー上がってますと喜ばれタイムを良くなってます。

そこでオーナー様が入庫前に計測したDYNAPACKで計測するとどちらも補正係数は掛けずに10%以上違う数値が出たようです。

ですのであくまでもこちらのグラフは参考までにお考え下さい。

同じDYNAPACKでも計測結果は全然違います。そしていつもお借りしているDYANPACKが気づいてはいましたがとても辛い事も発覚してしまいました!笑

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是非お気軽にお問合せ下さい。

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