アルファロメオ 4C ECUチューニング完成
おはようございます
少し前のブログで紹介致しましたアルファロメオ4Cの現車合わせが終わりましたのでご報告致します。
1750ccのターボエンジンでカーボンモノコックが採用されておりミッションも2ペダルのパドルシフトです
今回遠方から入庫の為、引き取り予定日まで時間がありましたので徹底的に詰めさせて頂きました。
まずECUはこちら
アルファロメオ4CはECUのみではなくミッションをコントロールしているTCUも書き換え無いとあまりパワーを上げる事が出来ません。
TCU側は分解が必要です。
どちらもK-TAGにて施工が可能でTCUのデータもECM Titaniumを使用して変更可能です。
今回はトルクのリミッターなどを引き上げECU側で上げたパワーがTCUで制限されないようにしました。
まずは結果から簡単に書くと、ある車速から車速までノーマルは16.989秒かかっていました。
全く同じ道でスタート地点も全く同じの同条件です。
シフトもオートマモードで走ったのでほぼ正確です。
現車合わせ後は14.6秒と約2.389秒のタイムゲインを達成致しました。
肝心なパワーグラフですがこのアルファロメオ4C フロントタイヤが回らないとギアが上がらずDynapackにて計測が出来ずでした。
ブーストはノーマルは1.3kですが1.6kまで引き上げオーナー様が不満に思っていた高回転の伸びを更に改善しました。
またこちらの車両サーキット走行をされる車両ですのでサーキットで使用するアクセルワークの際のスロットルのつきやトルク感などに照準を当てデータの書き換えを繰り返しドライバビリティはかなり良くなりました。
そしてアルファロメオニュートラルの停車時は
このように2200回転でレブリミットが発生します。
こちらも
5000rpmまで回転を上げる事が可能になりました。
昨日納車致しましてオーナー様も無事広島県まで問題無く走行されたようです。
パワーやドライバビリティにも満足頂きご報告を頂きました。
サーキットでのタイムアップ期待しております!!
是非アルファロメオ 4Cのオーナーの皆様 この機会にいかがでしょうか?