ECU書き換え機について(価格等)

おはようございます。

今日はECU書き換え機についてご案内致します。

まずはECUに直接コネクトして通信するタイプのK-TAGです。

特徴として非常に多くのECUに対応しています。

HPの対応表をご確認下さい。

こんな形をしています。

こちらにECU毎に決められたコネクト方法にてECUと直接通信します。

コネクタ部分に刺すタイプもあれば基盤へアダプターなどを使用してコネクトするECUなどECU毎に接続方法は異なります。

ですが下記画像のように使用するアクセサリや接続方法は全てソフト内に案内が表示されます。

 

次によくあるご質問で、1台書き換えるごとに料金が必要ですか?と聞かれますが基本的にその都度では料金はかかりません。

こちらのK-TAGにはMASTERモデルとSLAVEモデルがございます。

MASTERモデルは読み込んだデータをそのまま編集する事が可能で通常の書き換え機です。

SLAVEモデルは読み出したデータが暗号化されておりそのままではデータの編集を行う事が出来ません。

MASTERモデルは先程ご説明した通り1台1台書き換えるごとにライセンス料などは発生しません。

MASTERモデルは基本的に

・K-TAGの料金

・1年ごとのライセンスサポート料金

・購入して頂くプロトコル料

こちらのプロトコル料というのはECUがいくつかのグループに分類されておりグループ毎にご契約頂く事が可能です。

MITSUBISHI製のECUのみご契約頂いたりBOSCHのTricoreと呼ばれるECUをご契約頂けたりと選択して購入頂く事が可能です。

ECUのプロトコルのグループはHP内にあります対応表の右側にK-TAG GROUPに記載されていますのでご確認下さい。

そしてよく聞かれるのが物凄く高いんでしょう?と聞かれます。実際にはこの購入して頂くプロトコルの数や接続するアクセサリによって価格は変わってきますが購入例として

 

K-TAG  MASTERモデル  1000€

1年間のライセンス サポート料  572€

プロトコル 購入例

・ Boot Loader Mitsubishi Protocol  500€

・ Boot Toricore/ST10F Protocol   700€

こちらの2種類でMITSUBISHI製のECU(代表例でHA36Sアルトやランサーエボなど) BOSCH製Tricore、ST10F(代表例で新型スイフトZC33Sやマクラーレン570s、BMW M4など最近の車種はBOSCH製が非常に多いです)の書き換えが可能になります。

 

ALIENTECH JAPANでは日本での定価を設定せずにイタリア本社の価格設定にて販売しています。

お見積りをユーロで行い正式なご注文の際は日本円にて請求書を作成させて頂きます。

1€ 135円で仮に計算してみますと

・K-TAG MASTERモデル  135000円

・1年間のライセンス サポート料 77220円

・ Boot Loader Mitsubishi Protocol  67500円

・ Boot Toricore/ST10F Protocol   94770円

消費税  29,959円

TOTAL  404,449円となります。これで上記2つのプロトコルが対応しているECUの書き換えが可能になります。

この他に海外送料やアクセサリなどの付属品の費用がかかりますが大まかな機材代としてはこのような形となります。

そしてSLAVEモデルですがこちらはご自身ではECUのデータの編集は行わないがお客様にECUのチューニングサービスを提供したいなどの方向けとなります。

特徴的なのがこちらのSLAVEモデルはMASTERモデルのようにプロトコルを選択して購入するわけではなくK-TAGが対応しています全てのECUとの通信が可能です。価格もMASTERモデルよりも安価です。当社からデータを購入して頂く形となります。

データロガーなどを搭載頂ければそのロガーデータからデータを編集してなどのやり取りも可能ですので興味のございます業者様は是非お気軽にお問合せ下さい。

そして最後になりますがこちらのK-TAGですがインターネットに接続して使用致します。

インターネットに絶対に接続してはいけないと聞いたのですがとお問合せ頂く事もあるのですがインターネットに接続してはいけないモデルは

コピー品です。お気を付けください。