CleverWorks様(岩手県)にてGRヤリス2台へECUチューニング

おはようございます。

 

今日は岩手県にありますCleverWorks様にてGRヤリスへECUチューニングを施工させて頂きましたのでご紹介致します。

 

 

こちらのGRヤリスですが今回STAGE1.5を施工させて頂きました。

フルノーマルということで少し加味したデータとさせて頂きました。

CleverWorks様ではGTS診断機をご用意頂いておりますのでノック補正学習値を確認しましたところアイドリングや低負荷領域も全開走行中もノック補正学習値は24.2と最大進角値となっている車両でした。

 

そしてCleverWorks様ではこの日は2台のGRヤリスへのECUチューニングを施工頂きました。

 

 

こちらの車両にもSTAGE1.5を施工頂きました。

非常に人気となっていますSTAGE1.5ですが車の仕様が進めばもちろんハード側でパワーが上がります。

ですがこのSTAGE1.5はハード側でパワーが上がればさらにデータとしてパワーが上がるようの仕組みにしています。

 

そしてこちらの車両は入庫時のノック補正学習値が低負荷や全開をしても17台とかなり低い状況のGRヤリスでした。

 

この場合ノック補正学習値はノック制御値という瞬間的な補正値を積み重ねた結果の長期的な補正値(学習値)になります。

GRヤリスの場合は点火時期の決定方法が基本的にはMAPの最大遅角値にノック補正学習値をプラスしそこからノック制御値で補正された数値が点火時期になります。もちろん条件などでこのほかに様々な補正が入ります。

ちなみに瞬間的なノック制御値は-3.0を基本として瞬間的に更にマイナス方向へ遅角が必要な場合はノック補正学習値をマイナスしていきノック制御値がプラス方向に進むj場合はノック補正学習値をプラス方向へ進角させます。

 

ノック補正学習値は長期的な学習補正値となるので走行距離が長い場合はすぐに変動する事が難しいことをこちらのテストではわかっています。

なので今回の車両は1度学習値リセットを行っていただきました。

学習値をリセットすると長期的な学習値であるノック補正学習値は10.7に初期化されます。

こちらのテストではまずは低負荷領域のノック補正学習値をそ最大進角値である24付近まで上昇させそこから各ギアで全開を繰り返すと概ね全開のノック学習補正値も最大進角値付近まで向上します。このリセット後にすぐに向上しない場合は入っているガソリンの質が著しく悪いかハードウェアに何かしら異常がある場合が多いです。

また入庫時のノック学習補正値が低い車もガソリンの質や普段の乗り方でロングアイドルや街中の通勤などが多いシチュエーションで走行される方が多いように思います。

そして今回の車両はリセットしても想定ブースト掛かりませんというご報告を頂き同時に全開中に失火のような症状がありますとご報告いただきました。

またこの失火症状は書き換え前からあるということでした。

 

こちらよりこのような症状ではないですか?と動画を送らせて頂くと、この症状と全く同じですと返事を頂きました。

 

恐らくイグニッションコイルの不良の可能性が高いですのでとお伝えしました。

過去に2台 イグニッションコイルの不良で失火をしている車両がいました。

先日も書き換え前のご相談にてエアクリーナーを交換してから失火するようになりました。というご相談がありましたが症状からイグニッションコイルが怪しいと思いますとご返信したところやはりイグニッションコイルの交換でばっちり治りましたとご報告を頂きました。

※この車両はまだノーマルデータです。

 

GRヤリスの故障事例としてイグニッションコイルの不良による失火の症状が多くなってきていますので距離が進んでいる方やタイムアタッカーなどは新品への交換をお勧めします。

 

是非東北地方の方は岩手県CleverWorks様にてALIENTECH JAPANのECUチューニングの施工可能となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。