九州男児商会EVO7 遂にオートポリス1分50秒切り達成!!

おはようございます。

今日は当社にてマシン製作 メンテナンスさせて頂いております九州男児商会EVO7がオートポリスのテスト走行にて遂に1分50秒切りを達成しましたのでお知らせいたします。

 

昨シーズンでのベストタイムは1分51秒3でした。

最後のアタック前にオルタネーターの故障でアタック出来ずでした。

今シーズンは長く使ったエンジンをリフレッシュ&ハイブースト仕様に

今まではどちらかというと安定して長く使える仕様でブーストも標準的なブーストで走行していました。

ですが今年はタイムアタックの集大成を飾りたいというオーナーの意向の元ブーストを上げる為にエンジンを製作しました。

最初のテスト走行では再度オルタネーターが故障しておりオルタネーターを修理し

年末のテスト走行はサーキットでのECUマッピングに主なメニューを遂行しロガーを見てもベストより

3コーナー侵入までで0.6秒のタイムゲインを達成している事を確認。

この際の車載や当社テストドライバーが乗った際に感じた足回りのセットアップ変更を行い昨日テスト走行に行ってきました。

まずはブレーキパッドの当たりつけを行いブーストは1段階低い設定で1アタック

タイムは1分50秒4

約1秒のベスト更新です。タイヤもかなり古いUSEDタイヤでしたので次の枠でブースト設定を上げてもう少し程度の良いUSEDタイヤでアタックすると

 

でました!!1分48秒70

公式タイムありませんがオートポリスは公式記録で走るイベントは年に1回程度しかないのでオートポリススーパーLAPにて公式記録でのアタックは狙いたいところですね。

いっきにタイム更新で48.7は凄いタイムです。

大体ですがオートポリス1分50秒は筑波サーキット54秒0くらいです。

 

長年コツコツとマシンを作り上げ時にはお休みする期間もあります。

このエボもブーストアップをしている事からオートポリスで見かけていました。

20年くらい前になるんじゃないでしょうか!?

そこから各イベントなどでも見かけるようになり一緒にNSXと筑波遠征に行ったりも・・・

当時のマシンは関東で製作されており当社ではノータッチでしたがご縁を頂きマシンのメンテナンスや製作を依頼頂きました。

オーナーのキャラクターもありいじられる事が多いですがこのタイムはそう簡単に出せるタイムではありません。

素晴らしいの一言です!!

 

これで当社では1分50秒切りのマシンは3台目となりました。

 

1ショップに1台いるかいないかのような過激なマシンが5-6台いるのでシーズンはとても大変ではありますがこうやってタイムが出たときは携わらせて頂いている我々も

とてもうれしいですね!!!

 

おかげ様でMOTECのM1シリーズやEmtronなど最新のECUなども導入頂いております。

これらは純正ECUにも非常に為になる事も多くこのようなマシン達から得た知見を純正ECUチューニングにも活かしてより良いデータ作りを2024年も頑張っていきたいと思います。