Attack筑波へ行ってきました!!
おはようございます
今日はAttack筑波の事を書こうと思いますがその前に2月の全国の代理店でのECU書き換えイベントの情報です。
CAMETEC様(奈良県) 1月2月イベント書き換えセールのご案内
GarageFLUX様(三重県) 1月2月ECU書き換えイベントのご案内
オートファクトリー様(広島県) 1月2月 ECU書き換えイベント情報
J-STYLE様(栃木県)にて2月23~24日 ECU書き換えイベント開催!!
是非 奈良県 三重県 広島県 栃木県の皆さんいかがでしょうか!?
そして筑波サーキットへ遠征に行ってきましたのでその内容を簡単にお知らせします!!
まずは9日に鹿児島を出発し鈴鹿に宿泊します!!
これは筑波まで17時間掛かります。
天候不良に備えたり筑波に16時ごろに到着するには前日の23時に出発しなければいけません。
その日の朝起きてから23時に出発し寝ずに翌日16時まで運転するのは非常に危険です。
また体力的にも消耗しますので現地でのメンテナンスや何よりもECUログの解析やマッピングは非常に大事ですので疲れた頭や体で作業しては効率が落ちるので鈴鹿に宿泊し余裕をもって移動するようにしています。
鈴鹿ではVOLTEXの中嶋社長に海鮮料理を御馳走になりました。
そして10日に筑波サーキット入りです。
筑波のガレージを借り翌日に行われますSWATレーシングさんの走行会の準備です。
11日はSWATレーシングさんの走行会に参加しました!!
1本目の主な目的はECUマッピング特にブーストの設定です。
ホームコースのオートポリスは標高が高く気圧が低く960hpa前後の事が多いです。
平地で常に1020hpa前後の筑波サーキットに来るとブーストが掛かりすぎる傾向になります。
またこのマシンはオートポリス最後のテストにてインタークーラーに亀裂が入り修理していたこともあり案の定ブーストが掛かりすぎてしまいブーストカットが入る状況でした。
なんとか練習走行用のブースト2.0kで安定して走れるように出来ましてアタックブーストの2.2kを掛けると・・・・
ラジエターキャップよりクーラントを吹いてしまいます・・・
ここで初日の走行は終了です。
プラグのチャックなど様々なチェックを行いヘッドガスケット抜けの確認を行いますがどうもラジエターキャップが怪しいとなりカー用品店を探してラジエターキャップを交換しました。
そして12日はZUMMYレーシングさんのタイムアタック祭りへ参加しました。
まずは迷惑の掛けない裏ストレートで2.2kを確認そのままPITに入ってもらいチェックします。
全く問題は出ずにやはり原因はラジエターキャップでした。
その後は2.0kでの練習走行と2.2kのブースト設定を行いつつこの遠征初となるスーパーラップを走行します。
USED削りのブースト2.0kで走行
タイムは54秒988とオーナーの目標であった54秒台を記録!!
この遠征のノルマは達成しました!!
ですがUSEDでブーストも2.0kです。2.2kにすると45ps程上がる事はダイノテストでもわかっています。
またこの日は路面のグリップが悪く地元のトップランカーもタイムが出ずにコンディションが悪いと言っていたのでチームの目標は53秒台へ切り替わりました。
そしてタイムアタック祭りの3本目のフリー走行は2.2kのマッピングを集中的に行い終了です。
この日は今シーズンK24エンジンを製作搭載したエリーゼも走行
トップスピードもリザルトにて198kを記録しておりアップデートの効果を確認
ですが昨シーズンに取り入れたアップライトやK24エンジンとなったことで増えたリアのウエイトなどの影響でまだシャシーのセットアップが決まっていません。
オーナーのコメント 車載を見て鹿児島から来るお客様にスプリングを持ってきてもらいセットを大きく変える事にしました。
そして我々は筑波に残りマシンのメンテナンスやタイヤ削りなどの走行準備を進めます。
そして16日はAttack前日走です。
まずはエボは1本目はフリー走行を選択しマシンのチェックやセットアップの変更の効果を確認を行います。
2本目はスーパーラップを走行しUSEDタイヤの2.0kでベスト更新となる54秒6を記録
そしてここで問題発生でPITに戻ってくると白煙を上げています。
タンクを接続しているホースのフィッテングが破損し水漏れを発生してしまいました。
ガスケットが抜けて圧があがり・・・という懸念もありましたが近くのホームセンターでタケノコニップルを買ってきて応急処置!!
クーラントを補充し3本目はフリー走行で確認します!!
結果は問題なし!!
4本目のラストにNEWタイヤを投入しスーパーラップを走行・・・
ブーストも2.2kです。
出たタイムは54秒9・・・タイムダウンです。
オーナーにコメントを聞くと舵角を入れたときのグリップ感がないと
このNEWタイヤは新しい規格となった295-35R18です。
2023年モデルのNEW規格タイヤです。
2022年までの295ー35ZRからR規格に変更になっています。
この話はまたあとで行います・・・・
そしてLOTUSも大幅なセット変更はタイムは大きくは変わりませんがオーナーが安心して80Rが踏めるようになりこちらのSETで本番は行くことに!!
そしてAttack筑波本番です!!
タイヤはNEW2セット残っていましたが2022年製のタイヤでアタックします!!
筑波に来てからAYCの調子が悪く2速のブーストをステップブーストで下げ
リアのアライメントを変更し1本目にスーパーラップで出たタイムは
54秒179
ベスト更新です!!
ですが・・・・1コーナー 1ヘア 80RでAYCの不調でリアの空転がひどくタイムロスしていると思うという事でした。
ですので2本目はブローしてしまうと駆動しなくなり赤旗を出す恐れがありましたのでNewタイヤは残っていましたがキャンセルしこのエボの筑波遠征は終了でした。
USEDと比較しても空転のロスは大きく少なく見積もっても0.3-0.4秒はロガー上ありそうです。
また当日1本目という事もありブレーキを詰めれなかったとオーナーは悔やんでいましたがそれでもとても立派なタイムです!!
60歳で九州から遠征し54秒 あわよくば53秒で走る・・・とてもすごい事です!!
筑波ランキングを見ると恐らく還暦では歴代最速かもしれません。
このマシンはオーナーが長い年月をかけコツコツと仕上げてきたマシンです!!
もう少し速いマシンが作れていたら夢の53秒台を出すことが出来たのでそこだけは残念で力不足でした。
そしてLOTUSは
スーパーラップ1本目
58秒472とベスト更新です!!!
そして2本目は気温 路面温度も上がりほとんどの車両が1本目よりタイムダウンする中
58秒320とさらなるベスト更新となりました!!
LOTUSはダウンフォースを増やしブレーキの強化とLSDの特性を少し変更で大きくタイムアップできそうな予感です!!
そして気になる2023年R規格と2022年ZR規格ですが単純に書くと
54秒1と54秒9
TC2000では0.8秒の差でした。
ですが2023年タイヤの時は気温路面温度も高くアタックラップの入りでリアが出てアクセルを戻していますので単純な差では0.4秒程ではないかと思います。
2023年の時もAYCはトラブっていました。
ですがロガーで確認すると2023年ではブレーキング時の減速Gは出ておりトラクションも加速度から見ると良く見えます。
タイヤの剛性が変わり縦方向にはとても強くなっている印象です。
ですのでA050GS並みのタイヤが他メーカーから出てこない限りは今後この新しい規格のタイヤと付き合っていくしかありません。
コンパウンドも変わっているという話ですので今後はタイヤの温度やエア圧やセットアップにて新しいタイヤを理解しドライビングを含めアジャストしていけば同等のくらいのタイムを出るのではないかと思いますがこればかりはテストしていかないとわからないですね。
最後にチーム九州男児とVOLTEX中嶋社長と記念撮影
そしてAttack筑波には3台のGRヤリスのユーザーさんも参加しておられました!!
皆さん0秒2から0秒4でとてもハイレベルな熱い戦いでした!!
Attack2025ではGRヤリスクラスが新設されるという話です!!
ユーザーで誰が1番早く分切りするか こちらも楽しみですね!!
GRヤリスオーナーの皆さんサーキットで鍛えられているECUチューニングいかがですか?
また関東地方 東北地方 北信越地方でSTAGE2を施工されサーキット走行される場合HKSの添加剤を添加して走行する事をお勧めします。
そしてその他にもZC33Sのユーザーさんなどにも会う事が出来ました。
画像を撮り忘れ古い画像でごめんなさい
そして年に1度の筑波遠征は終了でした!!
往復で2942キロでした!!
来年はNSXとスープラがいくらしい・・・・
おしまい