ZC33Sスイフトスポーツ AT-36BBタービン装着車両のオーナー様よりシーズンのご報告を頂きました。

 

おはようございます。

まずはECU書き換えイベント情報です。

イベント情報 ガレージ澤田様にて第3回作手ゴリラオフにて即日ECU書き換えイベント開催

4月6~7日 レインボーオート様(千葉県)にてスーパーオートバックスかわさき店にてイベント開催

 

そして今日はZC33SスイフトスポーツにてALIENTECH JAPAN AT-36BBタービンを装着し各地のサーキットを走行したユーザー様よりシーズンのご報告を頂きましたのでご紹介致します。

 

早速ですが頂いたご報告を掲載させて頂きたいと思います。

 

お世話になっております。
昨シーズン(22-23シーズン)はノーマルタービンに拘りノーマルタービン最強データであるstage4を、今シーズン(23-24シーズン)はAT-36BB変装を施しミドルブーストデータ、ハイブーストデータ、更に突き詰めたMaxブーストデータと走らさせていただき、素人ながらドライバー目線でのレポートをさせて頂きます。あくまでもドライバー目線なのでALIENTECHさんの解釈と若干相違がある可能性もありますが悪しからず。

ノーマルタービンとの比較をする上で22-23シーズンと23-24シーズンでの車両のアップデートを施した箇所がありますので事前に簡単に記させて頂きます。
・アンダーパネルを自作の物からGarageカゴタニ製のアンダーウイングtype2に変更
・カーボンルーフ化で低重心化
・車重は893kgから882kgで約11kg軽量化
・ロールバーをBピラーと溶接留しボディ剛性UP
・排気系の変更
以上がタービン以外のアップデート内容となります。

ノーマルタービンとの比較からまとめさせて頂きます。
決定的な違いはピークパワーの回転域の違いです。ZC33Sの特性でもありますが中低回転域でパワーが出る為、早めのシフトアップで走るのがノーマルタービンの特性だと思いますが、AT-36BBはノーマルタービンと比べて高回転域にピークパワーが来るように感じます。一般的にスタンダードになると思われるミドルブーストのデータは特にその差を強く感じます。ノーマルタービン時は美味しさを感じなかった5500回転より上でまだまだ伸びていくようなイメージです。他車種からZC33Sに乗り換えの方々は早めのシフトアップに違和感を覚える方もいらっしゃると思いますし、何より回転数が上がっていくことによる高揚感も感じることが出来ます、、笑 ドライバーとしては速さはもちろんですが運転してる際の高揚感も大事な要素だと僕は考えます。そういった視点でもAT-36BBの導入はおすすめ出来ます。
そして絶対的なパワーアップです。ノーマルタービンとは比べ物にならないパワー、トルクを感じる事が出来ます。もちろんサーキットでのタイムで目に見えるように変化があります。例えはstage4の時のTC2000のベストタイムは1’02.385(S1 25.561 S2 25.965 S3 10.859 計測158.103km/h)でしたが、こちらはまだまだ寒い2月の末のタイムとなります。それに対してAT-36BBミドルブーストデータでまだ暖かい10月(外気温24度)に走行した際のタイムは1’01.589(S1 25.170 S2 25.547 S3 10.872 計測164.709km/h)と、この時点で大幅のタイムアップができています。タイヤの銘柄やサイズは全く同じです。正直、一般的なユーザー様ならミドルブーストデータで必要十分といいますかこのデータでびっくりするぐらい速いです。私の車両はとことんタイムアタックだけに特化させてしまった車両になりますのでハイブースト、Maxブーストと進化を進めて頂きましたが、ご家族やご友人を乗せてお出かけをしたり、たまにサーキットに遊びに行くよなんて方にはミドルブーストデータはとてもとてもおすすめです。ノーマルタービンでは物足りない!せっかくのターボ車なんだからタービン交換して楽しみたい!なんて方にもってこいです。コスパ最強なチョイスだと思います!

ここから先は人を辞める覚悟のある過激な方に向けた内容になりますので、愛車を長く大切に付き合いたいなとか過激に追い込んでリスクを背負うのはちょっと、、みたいな方はあまり読まない方がいいかもしれません笑

ハイブースト及びMaxブーストについてです。以前ALIENTECHさんのブログにも記されておりましたが、ハイブーストデータは基本的に現車合わせのデータです。この時点でリスクを背負うデータであるのは間違いありません。導入を考えている方はそれをしっかり理解して頂きたいと1ユーザー目線で考えます。
ミドルブーストデータのイメージはスーッとスムーズに立ち上がり自然な速さを感じる事が出来ます。ハイブーストからは一気にパンチが増します。中途半端なタイヤを履いていたらホイールスピンで前に進みません。まともに走らすにはしっかりとハイグリップタイヤを履かせましょう。私の場合、A050 GSコンパウンドを主に使用し、ラジアルタイヤの場合は71RSを使用する事が多いです。フロントタイヤの幅も255/40R17とかなり過激なサイズを用いていますがこれぐらいの幅でもタイヤ銘柄によってはパワーが勝ります。異次元なパワーを感じられます。エンジンチューニングを施さずともそこまでのパワーを得る事が出来ます。リスク承知で絶対的な速さ、タイムや結果を追い求める過激な方々にはハイブーストデータをおすすめします。
更に突き詰めたのがMaxブーストデータ。ハイブーストのマージン一切ゼロデータみたいなイメージがいいかと思います。基本はハイブーストデータと大きく変わりませんが、全域において限界まで突き詰めたデータです。使用するにあたって特定の条件等もありますので、ALIENTECHさんや代理店さんに詳しく聞いてみてください。ハイリスクハイリターンですので、諸刃の剣、会心の一撃みたいな感じでここぞという場面でのみ使用してます。常用はしておりません。

ここからは各地のサーキットでの結果、及びノーマルタービン時からのタイムの変化等をまとめさせて頂きます。

私は筑波サーキットTC2000を中心に関東圏のサーキットを主に走り、1部地方のサーキットにも遠征等をさせていただいております。色々なサーキットでの走行結果がありますのでどの地方の方もイメージができるのではないでしょうか。

筑波サーキットTC2000
stage4 1’02.385
AT-36BB 1’00.445 (ZC33Sランキング3番手)

筑波サーキット TC1000
stage4 39.198
AT-36BB 37.835 (車種別レコード)

本庄サーキット
stage4 43.531
AT-36BB 42.098 (車種別レコード)

日光サーキット
stage4 38.968
AT-36BB 37.879 (車種別レコード)

美浜サーキット
stage4 44.176
AT-36BB 43.531 (車種別レコード)

TSタカタサーキット
stage4 57.834
AT-36BB 57.036 (車種別ラジアルランキング2番手)

ここからはstage4時代に走行の無いコースになりAT-36BBでの走行タイムのみとなります。

スパ西浦モーターパーク
56.657 (車種別ランキング2番手)

富士スピードウェイ 本コース
1’59.087 (ZC33Sレコード)

袖ヶ浦フォレストレースウェイ(初走行)
1’11.839 (車種別ランキング2番手)

タカスサーキット(初走行)
1’02.640 (車種別レコード)

どこのコースを走らせてもトップレベルの記録を残す事ができました。タイムを出すには脚周り、タイヤ、ブレーキ、エアロ、軽量化など様々な要素があるのは間違いありませんが、その中でもALIENTECHさんにお力添えして頂いた、タービンとデータの恩恵は凄まじいものでした!もちろんstage4時代のタイムもノーマルタービンながらも他社さんのタービン変装車両と遜色の無いタイムを残す事が出来ましたし、ALIENTECHさんの技術の賜物が結果をもたらしてくれているのは間違いありません。
私は運転技術はあまり高くないタイプのドライバーですので、車両のセットアップによりタイムを出しています。
私の仲間内にもAT-36BBを搭載した車両やノーマルタービンでstage3 トルク鬼盛りデータ等でサーキット走行をしてる仲間が沢山おります。皆すごいタイムを残しています。結果にこだわるならタービン交換でもノーマルタービンでもALIENTECHという選択で間違いないと思います!
長くなりましたが私なりのレポートとなります。

下記に私の車載動画を随時アップロードさせて頂いております。運転技術は低いですがALIENTECHさんのデータやタービンの加速感等を映像でイメージできるかと思いますので参考にしてみてください!
https://youtube.com/playlist?list=PL0u1HDhomtQAUd6EIIm9m_2QmhvLgMlHj&si=Ec3qIiPTgJyEV01i

 

っととても詳細なレポートを頂きました。

そしてこれだけ走っても想定外のトラブルが発生しないK14Cエンジンはとても丈夫ですね!!

※オーナーのメンテナンスの賜物でもあります。

 

どのサーキットも車種別のランキングTOPや上位のタイムを出していただいており車両そのもののセットアップも非常に良い車両ですしオーナーのドライビングも素晴らしいです。

 

是非ZC33Sをもう少しパワーアップしてみたい、来シーズンに向けパワーアップを検討している方など是非AT-36BBタービンいかがでしょうか!?