FK8 シビックタイプR STAGE3通常販売START
おはようございます。
今日は題名の通りFK8シビックタイプRの今までは通常ラインナップのデータではなかったSTAGE3データを通常販売を開始致しますのでお知らせいたします。
まずはSTAGE3がどんなデータかはこちらを
DYNAPACKにて補正係数無しの最大ブースト約1.8k TCF1.0にて384馬力を記録しているSTAGE3データですが最近では他社からも同等馬力のデータの販売などもあるようです。ですがこのSTAGE3の最大の魅力は制御方法を変更している事です。
ノーマルはエアフロセンサーと呼ばれるエアクリーナー後についているセンサーを制御のメインのセンサーとしています。
STAGE3では制御のメインを圧力制御に変更して行う事から下記のようなメリットがございます。
・エアフロセンサー取付位置や前後の形状が自由になる
・ハイブーストやタービン交換などエアフロセンサーの計測値の上限を超えても制御可能
・最大のメリットとしてエンジンレスポンスの向上
こちらの3点が大きなメリットです。
最大のメリットであるエンジンレスポンスの向上がなぜ起きるのかを簡単に説明させて頂きます。
これは詳しく書けば大きな違いがあるのですが物凄く簡単に説明しますと
エアフロ制御というのはエアフロセンサーの位置がエアクリーナーの後ろについています。
エアフロセンサーというのはそこを通った空気の量を計測する為のセンサーです。
簡単に言うと空気の量をセンサーがどれだけの温度変化をしたかによってエンジンに入る空気の量を算出します。
この算出時にはノーマルのセンサー取付部の径が同じでなければいけません。
60Φの際にこれだけの温度変化があったので空気量はこれだけですとノーマルが決めているのにそれが65Φになるとセンサーは正確な空気量をECUに送る事が出来なくなります。またエアフロセンサーの取付径数が同じでも前後の形状が変われば空気の流れが変わるので流速などが変わり正確なセンサー値を出力する事が出来ません。ですので当社のSTAGE2まではエアクリーナーの変更には対応していないとさせて頂いているのはこのためです。
少しレスポンスの話からそれましたがこのエアフロセンサーがあるのはエアクリーナーの後ろになります。
そこで計測された空気はタービンのインテークを通りパイピングを通りインタークーラーを通過します。そしてまたパイピングを通りスロットルを通りインテークマニホールドに入りそこから各シリンダー内に入っていきます。
簡単に言えばエンジンより遠い位置にあるセンサーで計測された情報を元にECUが計算してエンジンを動かしています。
ですがSTAGE2α STAGE3で行っている制御方法はエンジンに入る直前のインテークマニホールドについているセンサーの情報をメインの制御として行っている為エンジンに非常に近い位置で計測しています。
ですのでレスポンスがノーマルの制御方式より上がるわけです。
そしてSTAGE3が通常販売を開始する理由としましてはある程度耐久性のtestが完了した事です。
STAGE3データですが今までは耐久性に対してどれほどの物があるか未知数でしたのでそれをご理解いただける方へ先行にて販売しておりました。
STAGE3データを導入頂いた車両には
・全日本ラリー出場車
・筑波サーキットでのプロドライバーによる走行
またこちらの車両はモテギサーキットでの走行も行っています。
そして鈴鹿サーキットにて元GT300チャンピオンドライバーの方による走行でも耐久性における問題は出ていません。
下記の動画はSTAGE3データによる鈴鹿サーキットを2分18秒台で走行している動画になります。
STAGE3のレスポンスやパワー感が伝わる動画になっておりますので是非興味のあります方はご覧ください。
こちらはSTAGE3 POP&BANGオプションの動画です。
そしてこの度STAGE3の通常販売開始に伴い各STAGE 価格の変更を行います。
STAGE ZERO 価格据え置き 35000円
SATGE1 95000円→65000円
STAGE2 125000円→95000円
STAGE2α 145000円→115000円
SATGE3 185000円(バージョンアップ差額不可)→125000円&他STAGEより差額+施工費でのバージョンアップ可
と価格の変更をさせて頂きます。既存のユーザーもSTAGE3へバージョンアップを差額にての対応可能とさせて頂きました。
是非この機会にいかがでしょうか??
そして下記グラフを更に煮詰める禁断のブースト2k仕様のSTAGE4データのtestを行っても良いというユーザーの方はご連絡お待ちしております。
エンジン強化やタービンサイズアップのご相談もお待ちしております。