REV SPEED 筑波スーパーバトルに行ってきました。
おはようございます。
12月2日に行われましたREVSPEED 筑波スーパーバトルに出場してきましたのでご報告致します。
いきなり結果のご報告です。
結果は1分01秒251 リザルトトップスピードの当日最高速は171.320キロでした。
目標は59秒台に入れる事でしたので大きく目標には足りず課題の多く残る初参戦のスーパーバトルとなりました。
TOP SPEEDは試作中のポン付けのハイフロータービン 現車合わせ仕様にて171kを記録 練習走行では173Kや172kも記録していました。
この試作タービンは今回のテスト結果を受け販売予定ですので詳細が決まりましたらご案内致したいと思います。
まずは遠征初日から振り返ります。
その前に遠征前に行った最終テストの前に岡山国際で好タイムを記録したこのスイフトスポーツですが直前でより良くなるのではと思いダンパーの仕様変更をしたのですがこれがミニサーキットでは結果が良くなく岡山では完全なドライ路面で走る事が出来なく評価が難しい事から直前で更に仕様変更し筑波に入りました。
ご協力いただいた関係者様 本当にありがとうございました。
そして筑波遠征1日目
自分は何とか最終の走行に間に合うように筑波入り出来ましたがそれまでは鹿児島に残っている者がリモートで車載やGPSロガーを確認しセットアップを進めます。
この時点でセットアップはそう悪くなく他車に引っかからなければ中古タイヤで1秒1~2というタイムをミドルブースト仕様で記録していました。
現地入りし2つのECUがあるのでアタックに対して微調整を行うのでECUのLOGを取得する為にデータロガーを装着しハイブーストで走行
TOPスピードもミドルブースト時よりも平均で3キロ程伸びこのコースではミドルとハイブーストでは約0.3秒程のアドバンテージがあると想定しました。
当日うまくまとめれれば仮想で出ている1秒1~2よりハイブーストでの0.3秒 NEWタイヤでの恩恵 朝の走行でのアドバンテージを引き出せれば0秒前半もしくは59秒台も狙える初日と感じていました。
そして2日目
予報通りの午前は雨です。
応援に駆けつけて下さいましたALIENTECH JAPAN関東Agency カーセール アオキ様に写真を撮って頂きました。
またレインボーオート様にも応援に来ていただきました。
こんな私がこの車両のECUのデータ作りやお問合せメールやLINEの返信を行っておりますので皆さんお気軽にお問合せ下さいね!!
話は戻りまして午後の走行会も予約しているので午前はECUでもう数馬力出せないかとセットアップを試みますが今まで起きないトラブルが発生。
結果的にパワーを上げるより逆のブーストを少し下げないと走れないという事になりました。
鹿児島でのテストも岡山でのテストでも問題ないのにここに来て何が起こったのか思いますが走れるブーストで走るしかありません。
天候が回復した午後はドライです。
ECUでの微調整はあきらめ車体のセットアップに入ります。
ドライバーのコメントは昨日よりアンダーステア・・・
フロントタイヤの劣化やLSDの効きが落ちてきているかもしれませんとのコメントです。
そこで1度タイムの良かったセットに戻すとフィーリングが変わっていますとの事。なぜだ・・・
ここでこの古くなったタイヤでセットアップをしても意味がないなと話し合い2日目の最後にフロントのみNEWタイヤを入れました。
バックストレートまで0秒台で来ていましたが突然高回転で吹けなくなり最終コーナーからの立ち上がりも明らかに加速も悪くタイムは出ませんでした。
これまでとは違う症状です・・・その他にもこの枠では様々な症状が出ていており頭を悩ませていました。
ですがもう走行する枠はなくアタックに向け油脂類を交換しホテルに
ホテルで検証やドライバーと話し更にデータで保険を掛けてアタックをする事に
この時少しだけ車を転がすと明らかに吹けない・・・
プラグを新品にすると・・・・吹ける!!!これか!!っとこの時は思いましたが!?
そして3日目のスーパーバトル当日です。
何と前日までにステッカーを配ってしまい肝心な取材予定の車両にステッカーがありません・・・・・
ドライバーさんにも宣伝する気なさすぎません!?笑
っと言われてしまいました!
そして1本目の1周目 エンジンこそ吹けてくれたんですが1コーナーでABSのトラブルが出て練習走行より単体で0.3秒失ってしまいました。
2本目以降はタイヤも無く気温も上がりますが高回転で吹けないトラブルも更に出てしまい1本目の記録を超える事が出来ずでした。
2本目終了後またプラグを変えればと思い様々な方々にご協力を頂きプラグを貸して頂きました。
KCテクニカ様 エフケーテック様 アールズ様 ありがとうございました。
色んな方に声を掛けて下さいましたM様もありがとうございました。
ですが3本目もエンジンは吹けず・・・・
こうしてALIENTECH JAPAN初となる筑波スーパーバトルは終了です。
1分切りを狙っていましたので課題の多く残る筑波サーキット遠征でした!!
っとここで終わりません・・・・
翌日ホテルを出て空港で田舎者がオシャレにこんな物を飲んでいると
1本の連絡が・・・・
エンジン始動したら勝手に回転が上がりますと!!
ここで全ての合点がいく!!2日目からのトラブルは恐らくスロットル関連のハードの故障・・・・
突然吹けなくなる、なぜか突然のアンダーステア、POP&BANGの音が突然大きくなる、エンジン回転が勝手に吹け上がるなど
恐らくスロットルかアクセルペダルセンサーの故障にてスロットルが意図しない動きをしてしまっている可能性があるのでスロットルとペダルを交換してまたテストしてみたいと思います。オフスロットルでも少しスロットルがいつもより開いたり突然開いたりしてアンダーステアになっていたのだと推測します。
そんな状態でも当日のクラストップタイムを絞り出して来てくれたオーナードライバーには感謝ですね!!
ALIENTECH JAPANでは今後もこのマシンにて開発を続けていきよりお客様へフィードバックできるよう精進していきたいと思います。
応援頂きました皆様ありがとうございました。