GRヤリス NEWデータ開発 パーツ効果の検証

おはようございます。

今日はGRヤリス NEWデータの開発状況とパーツの検証を行いましたのでブログにしてみます!!

 

先日のDYNAPACKのテストで350psオーバーを記録したデータを更に実走行で詰め良い所まで来ましたので仕様を変更してテストしてみました。

これまでは

MSTperformanceのエアクリーナーKIT

HKSスーパーターボマフラー

HKSインタークーラー

この組み合わせでデータ開発を行っていました。

STAGE1はノーマルカーに対応しておりマフラー交換に加え吸気系に手を入れた場合のSTAGE2データの開発

パワーは約350psの仕様となります。

同仕様の車両で加速タイムにて例えば59kmから167kmまで加速する際にSTAGE1データとSTAGE2データ(開発中)にて0.5秒のゲインを達成しています。

 

STAGE1のモニター施工の方の感想や仕様 要望などからスポーツ触媒仕様とノーマル触媒仕様のデータを分けて開発出来るならという要望があり上記データから

スポーツキャタライザーへと変更する事でどのような効果があるか、またスポーツ触媒化する事で排気効率改善により更にブーストを上げてパワーUPを狙ってみたいと思います。

今回テストで購入し取り付けましたのはレボリューションさんのスポーツ触媒です。

レボリューションさんのスポーツ触媒は

純正の第一次触媒部分を撤去します。

純正は第一次触媒と第2次触媒とフランジ部で接続されていますがこの触媒は1ピース構造とする事で単純に触媒が1つ無くなるという効果と

フランジ部で絞られるパイプ径を維持したままになるという一石二鳥の効果が得られます。

デメリットは費用とDIYでは少し取付難易度は高いです。

また当たり前ですが音量が少し大きくなります。

 

さてこのようなパーツ効果はあるのか!?っという声も聞こえて来そうなのでデータはそのままに走行LOGを取ってみました。

 

まずはノーマル触媒時のLOGの一部です。

 

色んな項目が見れますが比較検証としてMAFの値を見てみましょう。

これは気温や吸気温度や仕様 特にエアクリーナーのよって変わります。今回はほぼ同気温 全く同じ仕様 同じデータで比較しています。

MAFというのはエアクリーナー直後についているセンサーでエアフロセンサーと呼ばれどれくらいの空気量を吸い込んでいるかを計測計測しているセンサーです。

エンジン制御の大部分を占めているセンサーですね!!

STAGE2(開発中)データにノーマル触媒仕様ですと3速のレブリミット手前で約240g/s という結果です。

概ねどのギアでもアクセル全開のレブリミット付近ではこれくらいの数値が出ています。

参考にフルノーマルの5月の気温がまだ低い時期で207g/sがMAX値でした。

球気温度やMAFセンサー取付部の形状で変わってきますのであくまで参考にされてください。

そして全く同仕様 同データにてスポーツ触媒交換後は

最大値で256g/s と大幅に向上しました。

ブーストも比較すると変わらないので単純にMAFセンサーの数値が増えているという事は排気効率が良くなりエンジンに同じブーストでより多くの空気が入っている事になります。

もちろんパワーも向上しており加速タイムも良くなっています。

ノーマルデータで変更するよりブーストアップしている車両の方が恩恵は大きいと思います。

特にSTAGE1よりもブーストを上げているSTAGE2に非常に合っている仕様になりましたね。

 

充分に効果を確認出来たので高回転時にもう少しブーストを上げてテストしてみたいと思います。

STAGE2スポーツ触媒交換Ver(仮名) ZC33Sと同じSTAGE2.5トなる可能性も!?

 

 

GRヤリスオーナーの皆さん NEWデータ完成までもう少し御時間下さい!!