GRヤリス　STAGE2について　　走行動画も！！

おはようございます。

まずは年末年始の休業ですが12月31日から１月4日までお休みを頂き5日より営業します。

※お問合せ等はなるべく返信を致しますが少しお時間を頂く事もありますので予めご了承下さい。

そしてお問合せも多いGRヤリス　STAGE2についてのご報告です！！

まずはGRヤリス　STAGE2ですが現在モニター施工から通常販売には移行せず希望者にもお断りを入れSTAGE1にて施工を留めております。

それにはいくつか理由があり1つはパワーが出すぎている事とそれに起因するエンジンブローの車両が１台出た為です。

そのエンジンブローの原因が詳細に判明するのに少し時間が掛かりましたが粗方エンジンブローの検討がついたのでご報告致します。

エンジンブローの御連絡を頂いた際に考えられるGRヤリスブローの原因は

①ECUチューニングや燃料そのものや何かしらの燃料トラブルによる異常燃焼によりデトネーションなどによるブロー

⓶バルブスプリングのサージングによりバルブとピストンが当たってしまいブロー

③ピストンの耐久性やスーパーノッキングと言われる直噴エンジン特有のピストンブロー

④油圧低下などにおいて起きるメタル部の損傷からくるブロー

様々な要因（それまでの走行状況等）やブローしたエンジンを分解　点検を行った結果③によるエンジンブローの可能性が極めて高い事が分かりました。

④は全く問題が無く①を他のSTAGE2施工車両やブローしたエンジンの他気筒のピストンやヘッド　シリンダーの状況から考えにくいです。

また1番空気が入り排気バックの多い2番シリンダーではなく3番のピストンが粉々に破壊されていた事からピストン自体の耐久性もですがオイルによるLSPI現象が起きており予めピストンにダメージが入っていた、もしくは瞬間的にピストンの跡形もなく粉々に破壊されたのではないかと思います。

この事から車両オーナー様、メンテナンスガレージ様とコミュニケーションを取りLSPI対応のSP規格のオイル　番手も３０番もしくはGR純正２０番のオイルに変更頂き、GRヤリスは燃焼状況から少し燃調はマージンを多く取っている（過去のブログ参照下さい）事からオイルに未燃焼のガソリンが混ざりやすい事から交換サイクルについても短めに行って頂くという事をお伝えして対応致しました。

このような事例がありSTAGE2モニターの方にはお話しをして詳細判明するまではSTAGE1へ戻して頂く事をご提案しSTAGE１へ戻す方もおられましたが自己責任で良いのでSTAGE2をつかい続けますという方もおりました。

その5台程の車両では現在問題はでておらずサーキットを皆さん走行頂いております。

その中の1台の方より今回ご報告を頂いたので掲載させて頂きます。

おはようございます！

昨日は愛知県の幸田サーキットを走行してきまして
エンジンはトラブル無く快調で走れました！

2本走行しまして
走行前と後とGTSで〇〇学習値を確認しましたら

自宅を出る際は
〇〇でしたが
250km程高速道路移動で
〇〇まで進角しており
走行後も変化なく
気圧(1022hap)気温8℃とはいえ
かなり速い加速になっており

GPSロガーでの最高速もヤリスとしては驚異的な150.9km/h
(比較として〇〇号のディレチャレライツ仕様で141～142km/h)でした。

今日は場所を移動しまして
同じ愛知県のALT作手サーキットを走行してきます。

ほぼ毎週と言っても過言ではない程夏からSTAGEをテスト頂いてるオーナー様です。

こちらに走行動画もいただきました。

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=CgqwNOyc17E&feature=youtu.be