ALIENTECH JAPAN 関東service様(千葉県)にてZC33S 三菱ハイフロー現車合わせ 

おはようございます。

 

今日は千葉県にありますALIENTECH JAPAN 関東Agency様 カーセールアオキ様にてZC33SスイフトスポーツへECUチューニングを施工頂きましたので御紹介致します。

今回の車両はZC33Sのチューニングにとっても参考になる部分があると思います。

 

車高が高いですね・・・

っと横道にそれる前に今回は以前三菱TD025ハイフロータービンにて通常ブーストアップ仕様を施工頂いていた車両でした。

オーナー様よりご相談を受けモアパワーと言う事でブーストを1.5ピーク設定で現車合わせを行って頂きましたので御紹介致します。

まずは現車合わせを行うのに現車合わせとは何か?っと聞かれます。

現車合わせとはその名の通り車両の仕様やエンジン状況などに合わせ調整する事です。

通販や日帰り施工のデータはある程度の仕様の限定と点火時期や燃調において少しマージンを多く取っています。

それはスタンドにより燃料の質も違いますし仕様や走行距離等で条件が変わる為です。

現車合わせには車両のロギングデータが必要なのでデータロガーを装着して頂きます。

ですがZC33Sは純正のO2センサーがワイドバンドのO2センサーは使用されていなくナローバンドと呼ばれるO2センサーが付いています。

ナローバンドのO2センサーではOBDからの情報でLAMBDA(空燃比情報)を確認する事が出来ません。

ですので別で空燃比センサーを取り付けデータロガーに別系統で入力頂きデータロガーで確認出来るようにしています。

ZC33Sでトラブルが良く出てる方は1度空燃比センサーを取り付け実際の空燃比を確認する事をおすすめします。

このような情報を元にベースデータから変更が必要か加味し何度かデータを変更し完成しました。

入庫状態からかなり速くなったとご報告を頂きました。

経験上今回の仕様でDYNAPACK TCF1.0で195から200psくらいだと思います。

ただTD025は6000回転以上でパワーの落ち込みが多くAT36BBタービンと比べブーストの立ち上がりは2-300回転程速いですがTC2000などのサーキットなどではその回転域はほぼ使わないので6000回転以降が回るAT36BBタービンのほうがタービン限界までブーストをかけた際のLAPタイムへの影響は大きいと思います。

また更にAT-36BBタービンよりも大きなタービンを回す場合恐らく7000回転以上回さないと厳しくなってくると思います。

そうなると純正のバルブスプリングやカムシャフトではブースト圧とパワーバンドから現状恩恵はそこまで得られないかもしれません。

もちろん最大出力は向上しサーキット次第では恩恵が大きいと思います。

今後エンジンパーツの開発が進み強化バルブスプリングやハイカムなど製作すればより高回転を使えるようになるのでもっと大きなタービンを使用して

腰下も強化すれば300psくらいで運用すればかなり速いスイフトが作れると思います。

実際にカムやバルブスプリングは海外メーカーに打診した事はありますがアタックマシンがいなくなったのでお蔵入りしています。

話がそれすぎましたが何が良いたいかというとノーマルエンジンにはAT-36BBタービンが最適だと思うので皆さんいかがですか!?

ハイブースト仕様ではTC2000で好条件でしたが174k(リザルト)を記録した事もあります。

宣伝ですW

ちなみに今年のTMスクエアさんは180kリザルトで出ているようです!!素晴らしいですね!!

 

 

今回の車両ですが

 

内装も凄いです

ロールゲージの補強も

気合いが入っています。

 

そしてこの車両なんとZC33Sのネックの1つABSを完全に殺して走行出来ているようです。

ABS殺す自体はブレーキバランサーやパッドの選定などである程度出来ますがそれで制御上エラーを出さずに走行している点が肝ですね。

 

オーナーさんのマル秘な部分もあるので詳細は書けませんが・・・

そしてこちらの車両POP&BANGオプションも施工頂きました。

 

 

話がそれすぎましたがALIENTECH JAPAN関東Agency様ではECUデータロガーを使用した現車合わせも可能となっております。

 

是非関東地方の方いかがでしょうか!?